2021/11/09
数日書くをさぼる。わろし。
先週秋葉原のボークスで買った娘の衣服を着せてみた。茶のウィッグ、おでこのでぬよう深めに被せると見栄え良くなる。どの衣装も愛いことこのうえなし。
ここ最近考えていること。自分がなぜ小説を書くのか、自分が小説を書いている相手は誰か。
現世では、いま生きているひとの、救済されたか否か、幸福だったか不幸だったかが文学の議論だといえば、議論だろう(大雑把だ)。だが、救われなかった人も過去にいる、無駄死に犬死にしたにんげんがいた。何故彼らがいるのか? わからないし、到底答えの出る問い掛けでもないだろう。いま生きている人の生とは違い、ケアや、セーフティネットといった社会福祉の範疇でもない、何故って、彼らはもうその網目をすり抜けた幽霊だ。だからこそこれを小説にしたい。しなければならぬ。